●沖縄蝶類幼生期図鑑・ルリウラナミシジミ● このコーナーでは本種の幼生期を紹介しています。野外で観察した生態写真が中心ですが、種を確認するためや変異を見るために一部飼育羽化写真もあります。写真は特記がない限り、新田智撮影です。 |
《産卵〜卵》 シロフジマメ、ナンバンコマツナギでの産卵を観察、撮影している。 ※本種の卵は泡状の分泌物の中に産卵するので卵は撮影しにくい。 |
▲産卵(シロフジマメ)うるま市 2004年4月14日 | ▲産卵(ナンバンコマツナギ)西表島 2005年12月2日 | ▲産卵(タイワンクズ)うるま市 2007年1月1日 | ▲同左泡に包まれた卵(タイワンクズ)うるま市 2007年1月1日 |
▲産卵(クロヨナ)うるま市 2009年10月22日 | ▲同左泡に包まれた卵(クロヨナ)うるま市 2009年10月22日 |
《幼虫》 タイワンクズ、クロヨナ、(シロフジマメ)、ハマナタマメで観察、撮影している。 ※シロフジマメで産卵を確認した同じ場所(同じ年度)で幼虫を撮影しているが飼育での羽化確認は行っていない。ただ、この時はウラナミシジミを殆ど見ていないので本種で間違いないかも?と思っている(間違ってましたらご容赦を)。なお、シロフジマメは未記録植物。この反省を生かしてその後は確認の飼育をする事にした。 |
▲中齢(シロフジマメ)うるま市 2004年5月5日 | ▲終齢(シロフジマメ)うるま市 2004年4月16日 | ▲終齢(タイワンクズ)うるま市 2009年1月1日 | ▲終齢、老熟(クロヨナ根元付近)うるま市 2008年10月15日 |
▲終齢(ハマナタマメ)瀬底島 2016年8月17日 |
《蛹》 クロヨナで発生した蛹を観察、撮影している。多かったのがクロヨナの根元付近の落ち葉で蛹化しているもので、落ち葉を軽く綴っていたり、2枚の葉の周りを小さな小石や土で綴っていたりしている。クロヨナの幹の皺や石灰岩のごつごつした岩の裏で溝にはまるように蛹化しているのもあった。蛹化場所の一助になれば幸いである。 |
▲蛹(クロヨナ根元)うるま市 2008年10月2日 | ▲蛹(クロヨナ根元付近の岩)うるま市 2008年10月18日 | ▲蛹(クロヨナ根元付近の落ち葉の裏)うるま市 2008年10月15日 | ▲蛹(クロヨナ根元付近の幹の襞)うるま市 2008年10月15日 |