●沖縄蝶類幼生期図鑑・ヒメシルビアシジミ● このコーナーでは本種の幼生期を紹介しています。野外で観察した生態写真が中心ですが、種を確認するためや変異を見るために一部飼育羽化写真もあります。写真は特記がない限り、新田智撮影です。 |
《産卵〜卵》 コメツブウマゴヤシ、オカミズオジギソウ、マルバタケハギで産卵、マルバヤハズソウで産卵行動を確認。 |
▲卵(オカミズオジギソウ)うるま市 2018年7月26日日 | ▲卵(コメツブウマゴヤシ)うるま市 2009年4月8日 | ▲卵(マルバタケハギ)うるま市 2018年7月25日 | ▲産卵行動(マルバヤハズソウ)西表島 2004年8月28日(新田敦子) |
《幼虫》 確認できた食草は、ヒメノアズキ、タチシバハギ、マルバタケハギ、オカミズオジギソウ。 |
▲終齢(ヒメノアズキ)与那国島 2003年10月7日 | ▲終齢(タチシバハギ)渡嘉敷島 2007年12月2日 | ▲中齢(マルバタケハギの葉陰に潜む)うるま市 2009年7月24日 | ▲終齢(オカミズオジギソウの果莢を摂食)うるま市 2018年7月28日 |
▲中齢?(オカミズオジギソウの果莢を摂食)うるま市 018年8月1日 |
《蛹》 確認できた食草は、オカミズオジギソウ。 ★前蛹〜蛹化シーン解説 01;オカミズオジギソウ付近のモモタマナの枯れ葉裏に台座した前蛹を見つけました。02;なかなか蛹化が始まりませんが腹部〜尾端の間を膨らませたりする運動が見られます。頭殻は腹側に脱いでます。03;気がつくともう既に脱皮が始まってました。脱皮殻はどんどん脱げて尾端にまで、約5分間目を離したスキに・・・・・。04;終齢の頭部脱皮殻がもう一息で脱げます。05;脱皮殻が抜けると尾端を動かし座を決め始めます。06;脱皮直後の表面は毛が寝ています。07;大きく尾端を動かしているうちに脱皮殻はよそにいってます。08;脱表面は毛が立って来ました。蛹らしくなりました。食草はオカミズオジギソウで、データーはうるま市、2018年9月24日、新田智撮影。 |
▲01前蛹;08時04分 | ▲02前蛹;08時14分 | ▲03蛹化;08時19分 | ▲04蛹化;08時21分 |
▲05蛹化;08時23分 | ▲06蛹化;08時23分 | ▲07蛹化;08時25分 | ▲08蛹;08時57分 |
▲蛹 うるま市 2018年8月1日 |