●沖縄蝶類幼生期図鑑・イチモンジセセリ● このコーナーでは本種の幼生期を紹介しています。野外で観察した生態写真が中心ですが、種を確認するためや変異を見るために一部飼育羽化写真もあります。写真は特記がない限り、新田智撮影です。 |
《産卵》 アフリカヒゲシバの穂、チャボウシノシッペイで産卵を観察・撮影。 |
▲産卵(チャボウシノシッペイ)名護市 2011年11月1日 | ▲同左卵(チャボウシノシッペイ)名護市 2011年11月1日 | ▲卵(アフリカヒゲシバの穂)渡嘉敷島 2005年10月29日 |
《幼虫》 チャボウシノシッペイ、タチスズメノヒエ、チガヤ、シュロガヤツリで幼虫を観察・撮影。まずは、巣を見つけ確認のためその都度巣を開いて撮影を行った。追跡をするため、日を改めて何度も巣を壊して撮影したので、幼虫は再度、造巣するため体力が消耗、越冬時の大切な時期だったので可哀想なことをしました。越冬に近づくにつれ、巣は食草だけではなく、枯れ葉などもある。詳しくは「ありんくりんニュース(2011.10.25〜2012.04.09)」で紹介している。 |
▲1齢幼虫巣(チャボウシノシッペイ)名護市 2011年11月7日 | ▲同左1齢幼虫(チャボウシノシッペイ)名護市 2011年11月7日 | ▲中齢幼虫巣(タチスズメノヒエ)名護市 2011年12月20日 | 同左中齢入眠(タチスズメノヒエ)名護市 2011年12月20日 |
▲中齢幼虫巣(チガヤ)名護市 2012年1月11日 | ▲同左中齢頭部(チガヤ)名護市 2012年1月11日 | ▲中齢幼虫巣(シュロガヤツリ)名護市 2012年2月6日(新田敦子) | ▲同左中齢(シュロガヤツリ)名護市 2012年2月6日(新田敦子) |
《蛹殻》 結局は「ありんくりんニュース(2011.10.25〜2012.04.09)」の期間中には蛹まで追跡は出来なかった。唯一、2013年に本種と思われる羽化殻を確認・撮影している。 |
▲羽化殻巣(チガヤ)名護市 2013年3月25日(新田敦子) | ▲羽化殻(チガヤ)名護市 2013年3月25日(新田敦子) |