沖縄蝶類幼生期図鑑・アゲハ

 このコーナーでは本種の幼生期を紹介しています。野外で観察した生態写真が中心ですが、種を確認するためや変異を見るために一部飼育羽化写真もあります。写真は特記がない限り、新田智撮影です

《食草》
 
イヌザンショウウンシュウミカンカラスザンショウザホンサルカケミカンサンショウデーデーテリハザンショウナツミカンハマセンダンヒラミレモンヒレザンショウレモン.
 食草;マリーゴールド(鹿児島市。山下秋厚、SATSUMA169(2022).

《産卵〜卵》
 ゲッキツの観察では仕草はしたものの産卵にはいたらなかったようである。
 
産卵(ヒラミレモン)大宜味村 2006年8月19日 同左産みつけられた卵(ヒラミレモン)大宜味村 2006年8月19日 産卵行動のみ(ゲッキツの若葉に産卵の仕草)うるま市 2006年6月21日  
《幼虫》
 島嶼においてヒレザンショウに付いている幼虫を確認している。なお、2011年の秋に近所のヒレザンショウで発生する本種を確認、追跡を行ったが、11月3日の写真に見るように天敵がまとわりついていたようで、蛹化〜蛹〜羽化までの追跡は出来なかった。
若齢(ヒレザンショウ)古宇利島 2003年6月6日(新田敦子) 終齢(ヒレザンショウ)古宇利島 2003年6月6日(新田敦子) 終齢(ヒレザンショウ)渡名喜島 2003年6月15日 終齢(ヒレザンショウ、頭部に何かが止まっている)うるま市 2011年11月3日
《蛹》
 ただ今、準備中。